酉の市2017/11/30 15:26


酉の市1


今日、午前中に、ご近所にある巣鴨の大鳥神社の三の酉に行き、
熊手を買い求めました。
去年も朝の酉の市に行ったのですが
(たいていの年は、夕方か夜に出かけるのですが。)
今年は、午後から雨の予報だったので、
午前中に、行くことにしました。
大鳥神社の通り。まだ屋台も準備中のところが多いです。


酉の市2


酉の市自体は、日付が変わった、
深夜0時からやっているらしいのです。
なんだかいつもと雰囲気の違う、
少し静かな酉の市。

朝から御神酒をいただいてしまって、
ちょっと良い気分。


酉の市3

酉の市5


賑々しく大きな熊手がいっぱい出ています。
私たちは、毎年ほんの小さな熊手を求めます。
(本当は毎年大きくしてゆくそうなのですが、
いつも、ほどほどの繁盛で良いかと、毎年小さな熊手です。
お陰様で、仕事の繁盛具合もほどほどです。)



酉の市4


奥が大鳥様の社殿。

不況の時ほどお酉様は賑わうそうですが、
今年は、朝のため、いつもの人出には出会えませんでしたが、
朝のお酉様も、たまには気分が変わって良いものでした。

三の酉まである年は火事に気を付けろと言うそうです。
気を付けなければ。

酉の市の頃は、とても寒く、お参りに行くにも、
風邪に気をつけなければと思いますが、
今年は三の酉に行ったせいか、
または、昨日がとても暖かく、今日が寒いせいか、
小雨が降りそうなせいか、
例年に増してとても寒く感じました。

毎年、お酉様を迎えると、早くももうすぐ年の瀬だなと、思います。

それにしても、一年が過ぎるのが早いなぁ。
(と毎年同じように思います。)

(byダンナ)


夏祭り2014/08/27 15:19


大塚阿波踊り1

先週の土曜日、夜、大塚駅で降りると、
駅前で、大塚の夏終わりの風物詩になっている、
大塚阿波踊りが、賑やかに行われていました。

大塚阿波踊り2

大塚阿波踊り3

女性連の粋な踊りや、
男性連のひょうきんな踊りで、
大塚の街が一夜賑やかになります。

大塚阿波踊り4


このお祭りを迎えると、
今年の夏も終わって行くのだなと、思います。

処暑を過ぎて、「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」、
という感じで、
今日は肌寒いくらいに涼しい。

今年も、そろそろ夏が去って行く。


思い出・旅行・尾道・天寧寺2013/01/31 16:37


天寧寺・尾道1


気が付くと、もうすでに1月の終わりになっていました。

昨年行った尾道への旅行で、実は一番感動した建築について、
なぜか書きそびれていました。

それが上の写真、天寧寺の障子です。
天寧寺は丘の中腹にあるのですが、
朝早く目覚めて、6時過ぎ(11月の後半です。)に、
登って見ると、
ちょうど瀬戸内海から昇った朝陽が、
水平に障子に射して、
影と障子の組子が見事な図像を描き出していました。
おそらく朝陽が水平に射して来る丘の中腹の地形を計算して、
作られた物のように感じます。

感動して見とれてから、表に回ると、
外は端正で簡素な菱格子のデザインです。

天寧寺・尾道2

内の障子の組子の交点と、
外の菱格子の組子の交点が、
ピッタリと重なるように設計されているのです。
そして丘の中腹に射してくる、
海から昇った水平な朝陽がその精巧なデザインを浮かび上がらせる。
見事です。


天寧寺は、室町時代初期に建立された、曹洞宗の名刹で、
五百羅漢や重要文化財の三重の塔などで有名だそうですが、
(勿論、そちらも素晴らしかったのですが。)
この本堂の菱格子の影と障子の組子が朝陽によって描き出す見事な図像も、
早朝に起きてでも、見に行く価値があると思いました。

日本建築は奥が深いです。


(by ダンナ)


林町の家・改修工事2012/09/03 17:28


林町の家・改修工事

ご近所の林町で改修工事が始まりました。
約35年前の住宅なので、
今の生活の要望に合うように、
プランを変更して住みやすくします。
また、同時に耐震補強し、地震にも安心な住宅になるようにします。
家全体のバランスを考えて、
構造用合板などを使って補強します。

林町の家・筋交


必要な箇所には、筋交いと構造用合板を併用します。

出来上がるのが楽しみです。

迎え火2012/07/13 19:53



迎え火


迎え火を焚いて、お盆のお出迎え。
東京では、旧盆で迎え火を焚きます。
煙草が添えてあるのは、
煙草好きだった御先祖様に喜んで来ていただくため。


ナスの牛キュウリの馬



豊岡の家2012/05/22 15:57


豊岡の家1


兵庫県豊岡市で工事が進んでいる住宅の、
外足場が外れ、外観が見られるようになり、
写真を送ってもらいました。

黒い塗り壁と、木の縦格子によるシンプルな外観。


豊岡の家2


スッキリと仕上げてもらえて嬉しいです。

こんど現場に行くのが楽しみです。


(by ダンナ)


奈良井宿2011/08/03 11:14


奈良井宿・街並み

先日の伊那への出張の帰り、少し時間が出来たので、
木曽の伝統的な街並みが利用されながら保存されている、
奈良井宿に寄ってみました。

伊那谷から木曽谷へは、
2006年に開通した権兵衛トンネルを通って、
約30分強ぐらいで着きます。
このトンネルが無かった頃は、木曽山脈の権兵衛峠(経ヶ岳林道)を越えて、
2時間以上掛かったそうです。


奈良井宿・街並み2


かつての中山道の宿場町の様子が、約1キロにわたり
重要伝統的建造物群保存地区として保存されています。
今、放送中の朝の連続ドラマの撮影の舞台にもなっています。


お昼のお蕎麦


こういう街並みをブラブラと散歩すると、
月並みですが、お昼にはお蕎麦が食べたくなります。


お蕎麦屋さん


お昼を食べたお蕎麦屋さん。
当然、伝統的建築で太い梁組が綺麗でした。


太鼓橋



駐車場のそばの太鼓橋。

太鼓橋・構造


仕事柄どうしてもこういう部分に目が往ってしまいます。
構造が明快にして力強く見事。


(by ダンナ)

酉の市2010/11/20 16:49


二の酉

昨日は、二の酉の日でした。
毎年恒例の大鳥神社に参拝し、
御焚きあげをお願いし、新しい熊手をいただいて来ました。
商売繁盛!!!商売繁盛!!!商売繁盛!!!
の手拍子と掛け声が、冬の到来を感じさせます。
酉の市が過ぎると、もうすぐ師走。
一年の過ぎてゆく早さをしみじみと感じる季節です。

酉の市


建て方・無事終了2010/06/19 16:43


建方・終了

三日間掛かった、千石の住宅の建て方が、無事終了しました。
大きくて複雑な住宅なので、建て方も大変です。
図面上で何度も検討した難しい納まりも、次々と綺麗に納まって行きました。
梅雨の季節にもかかわらず。お天気に恵まれて、順調に建て方が進みました。

ここまで来ると、一山越えた感じでホッとしますし、
これからまた竣工に向けて頑張ろうという気持ちを新にします。

建て主さんのご一家も皆さんとても喜んでくださいました。
(これが一番嬉しい。)

満足そうに写真を撮っているのは、大工の棟梁です。
棟梁も、本当に満足そうでした。
(byダンナ)

竣工・引き渡し2010/01/20 14:48

竣工・内観・吹抜
         家の中央にある換気塔・明かり取りを兼ねた吹き抜け。

一年以上掛けて設計と現場監理をしてきた住宅が竣工しました。
欄間や障子を部分的に再利用して活かした、思い出の詰まった住宅です。
引き渡しが終わってしまうと、後は住まい手のご家族が、この住宅とともに幸せな時間を過ごして欲しいと願うばかりです。

引き渡しが終わると、心の中に少し隙間が出来たような気持ちになります。
竣工・外観
                     道路側外観