聖蹟桜ヶ丘和田の家・竣工2017/12/27 14:15



和田の家・外観1


今年の春ぐらいから、設計がはじまり、
(初めて敷地を見せていただいた日は、
周りの林で盛んに鶯が鳴き始めていました。)
今年の夏から工事が始まり、
その間、設計と工事監理に携わらせていただいた、
「聖蹟桜ヶ丘和田の家」が冬を迎えて竣工しました。

メタリックブラックの外壁に映える紅いスチールの庇が、
外観のアクセントになっています。


和田の家・内観1


ゆったりとした吹き抜けのあるリビング・ダイニング・キッチン。
奥に見えるのは、ペレットストーブ。

イタリア製のすっきりとしたデザインのペレットストーブ。
この一台で全室暖房します。




ダイニングから見たリビングと、
突き当りは、作業スペース。




ダイニングから見たキッチン。




キッチンと勝手口。




吹き抜けと階段。


和田の家・内観2


作業スペースと造り付けの作業台。




玄関スペースとの間の障子を開けると、
玄関土間と一つながりの空間になります。




玄関土間スペースと作業スペース。
作業スペースと土間スペースと庭が連続的につながります。
玄関扉には、
家族の思い出がデザインに活かされた美しいステンドグラスが、
嵌め込まれています。




2階の多目的スペース。
東から西を見る。
実は窓の外には富士山が見えています。




2階の多目的スペース。
西から東を見る。
2階天井は、檜の構造用合板t24ミリ表し仕上げ。




2階のたっぷりとした収納スペース。


和田の家・外観2

外構工事はこれからです。
時間を掛けてじっくり取り組ませいただいた、
住宅の設計監理でした。
良い住宅が出来上がったと思います。
ご家族が、仲良く楽し気に暮らされるご様子が、
目に浮かびます。


竣工引き渡しの時は、
毎回そうなのですが、
長い間、設計と現場監理に係わった建物が出来上がり、
建て主さんにもとても喜んでもらえて、
本当に嬉しいのですが、
いつも心の何処かに微かな虚ろができてしまうような、
気持ちになります。(慣れることができません。)



(by ダンナ)














仕事納め2017/12/27 19:20


仕事納め


今年も早いもので、仕事納めとなりました。

今年も、なぜかバタバタと忙しく、
ブログの更新がままならず、
滞りがちになってしまいました。
来年はもう少し余裕をもって、仕事に取組み、
ブログも、もう少しこまめな更新を心掛けたいと思います。
平凡な日常のメモのようなものですが、
読んでくださって、ありがとうございます。

原発事故の収束は、まだまだ先が見えません。
東北の復興を心から願っています。

小さなわたしたちの住まいや暮らしが快適でありながら、
地球環境が少しでもよりよく、魅力的になっていってほしい。
今のままの生活で良いのか、そのためには何をすべきなのか、
どういう暮らしをすべきなのかを、
今年も、考えつづけた一年でした。

いろいろな方々にお世話になりながら、
新築やリフォームなど、
いくつもの住宅の設計と工事監理をさせていただきました。
一年間、楽しく充実して仕事をすることができました。


そしてそれらの建物の現場もすべて順調に進み、
いつの間にか、秋を過ぎ、(いつだったのか。)
あっという間に冬を迎えました。
ある現場は竣工・引き渡しを迎え、
ある現場は、来年の竣工・引き渡しに向けて工事が進行しながら、
ある計画は、来年の着工への準備を進めながら、
年末を迎えることができました。


建て主の皆様、至らぬ所も多い設計者に、気持ちよく付き合ってくださり、
本当にありがとうございました。
また、苦労をかけ通しの棟梁、現場監督並びに職人の皆様、
本当にありがとうございました。


来年も、更に快適で質の高い建築を提供できるように、
もっと頑張っていきたいです。


これにて今年のブログの最後とします。

では、また来年。

良い年でありますように。

みなさま、良い年をお迎え下さい。