高知旅行4・沢田マンション・桂浜 ― 2011/11/02 19:14
高知旅行のつづきです。
二日目(10月16日日曜日)の午後。
とうとう行ってきました沢田マンション。
なんと形容したらよいのか、日にちの経った今でも良く判らないのですが。
内心どこかで少し怖い物見たさのような気持ちもあったと思うのですが、
第一印象は実に爽やかな建物。
建築の専門家ではない所謂器用な素人(と言って良いのか疑問に思っていますが)
が、重機も自分で使いながら建ててしまった、
地下1階地上5階(一部6階)のセルフビルドと言うには、
あまりにも大きすぎる賃貸マンション。
(勿論法的には全部無届け、確認申請も出していない違法建築ですが、それがどうした、と言う気持ちになります。)
設計図もなく三期に分けて増築していると聞いていたので、
もっと錯綜した場当たり的に自己増殖したような印象を受けるであろうと、
漠然と想像していたのですが、
混乱した印象はほとんどなく飄然とスクッと建っている印象です。
確かに細部は思いつきの繰り返しではあると思いますが、
おそらく建て主の沢田さんの頭の中には、
クリアーな全体像がしっかり在ったように感じました。
二日目(10月16日日曜日)の午後。
とうとう行ってきました沢田マンション。
なんと形容したらよいのか、日にちの経った今でも良く判らないのですが。
内心どこかで少し怖い物見たさのような気持ちもあったと思うのですが、
第一印象は実に爽やかな建物。
建築の専門家ではない所謂器用な素人(と言って良いのか疑問に思っていますが)
が、重機も自分で使いながら建ててしまった、
地下1階地上5階(一部6階)のセルフビルドと言うには、
あまりにも大きすぎる賃貸マンション。
(勿論法的には全部無届け、確認申請も出していない違法建築ですが、それがどうした、と言う気持ちになります。)
設計図もなく三期に分けて増築していると聞いていたので、
もっと錯綜した場当たり的に自己増殖したような印象を受けるであろうと、
漠然と想像していたのですが、
混乱した印象はほとんどなく飄然とスクッと建っている印象です。
確かに細部は思いつきの繰り返しではあると思いますが、
おそらく建て主の沢田さんの頭の中には、
クリアーな全体像がしっかり在ったように感じました。
なぜか5階には木工所まであります。
工作機械も自作だそうです。
なんだかとても楽しそう。
植物との親和性の高い屋上。
どんどん木が生えてます。、
なんだか天空の城みたいです。
畑の横の畔道のような何気ない光景ですが、
実は6階の屋上です。昔は水田も在ったそうです。
スローライフというよりむしろワイルドな感じです。
奥に見えるクレーンは、屋上に据え付けられた工事用の自作クレーン。
作り続ける気にあふれている感じが良いですね。
今回の旅行で、内藤廣や隈研吾の有名建築をいくつも見ましたが、
正直に言うと、沢田マンションに一番心を揺さぶられました。
それが何故かは、未だに上手く言語化出来ていないのですが、
沢田マンションは、実に伸び伸びとして楽しそうな建築なのです。
日頃汲々として建築基準法の重箱の隅を突くような、
そんな作業がふと虚しくなります。
そして定番コースとも言える、桂浜へ。
横波ハイウェイを通って須崎まで行き、
それから愛媛の県境に近い雲の上の町、
今は龍馬脱藩の町として町興しをしている檮原へ向かいました。
続きは、またいずれ。
(by ダンナ)
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