鞆の浦・尾道・竹原・旅行3-尾道22012/11/29 14:04


尾道1

国道2号線と山陽本線を北側に越えて、
尾道の坂と石段の路地を巡って、
たどり着いたのは、
NPO尾道空き家再生プロジェクトが再生している途中の、
「ガウディハウス」と呼ばれている住宅。

ガウディハウス


外観も充分に興味深いですが、
中がもっと面白い。

内部の石垣


擁壁の石垣が住宅の中に露出されていたり。

曲線の階段


微妙な曲線を描く階段があったり。

局面建具


曲線階段の途中に局面建具が付いたの収納があったり。

組子のガラス窓


そして、こんなモダンなデザインの美しい組子のガラス窓があったり。

見所満載で見飽きません。
とにかく面白い。

尾道の眺め


面白すぎる「ガウディハウス」を後にして、
石段を巡っていると、
突然風景が開けて、尾道の海が見えたりします。
狭い石段の路地を巡りながら、
突然海に向かって風景が開ける感じが、
坂の町尾道の独特な景観を作っているように感じます。

坂の途中の洋館


坂道巡りの途中で、
りっぱな洋館に出会ったりするのも、
尾道らしい。

石段

洋館


石段の町の中、このような洋館がいくつも点在しています。

石段

坂の家


そんな石段の中にある、
洋館の一つ、「坂の家」を見せていただきました。

坂の家・内部


切り妻屋根の下は、こんな天井の高い空間。

尾道水道


そして窓を開ければ、尾道の海(尾道水道)。

階段と石垣の町


山側の町は、
階段と石垣の町。

階段と石垣の町2


本当に、
階段と石垣の町。
国道2号線と山陽本線の北側は、
ほとんど車の通れない地区です。
(たまにバイクUターン可能道路とか書いてあります。)
車の通れない、
起伏に富ん石段の町を歩いていると、
人間の町だなと思います。
ヨーロッパの町の旧市街を散策しているような気持ちになります。

転校生の跨線橋


国道2号線まで降りてくると、
山陽本線掛かる跨線橋に出会います。
記憶の奥がくすぐられているような気持ちでいたとろ、
NPO尾道空き家再生プロジェクトの方に、
「これが、大林宣彦監督の映画「転校生」の中で、
小林聡美さんが自転車で駆け上がった、跨線橋ですよ。」
と教えていただきました。
ファンとしては懐かしい光景に出会えたような気持ちになります。

跨線橋を越えて、
尾道駅へ。

カーブが美しい山陽本線、尾道駅


山陽本線の線路のカーブが美しい尾道駅。
ここから三原まで行き、
呉線に乗り換えて、
伝統的建造物郡保存地区が残る竹原に向かいます。

では、また。
(不定期に続きます。)


(by ダンナ)