あけましておめでとうございます2016/01/05 18:02


初詣・神田明神

明けましておめでとうございます。

新しい年への船出です。

毎年恒例にしている神田明神への初詣に行って来ました。
毎年のように詣でているのですが、
今年も、すごい人出でした。
平和な年に成ってくれることを祈っています。


神田明神


5年前起こった東日本大震災の復興まだまだ遠く、
原発事故の収束は、まだまだ先が見えません。

鍾馗様


神田明神のそばでお見かけした鍾馗様。
邪を払ってほしいと願ってしまいました。

湯島の白梅


こちらは湯島天神の白梅。

湯島の白梅2


暖冬のせいか、一本の白梅ですが、こんなに咲いてしまっていました。
いくら何でも早すぎるように思います。


小さなわたしたちの住まいや暮らしが快適でありながら、
地球環境が少しでもよりよく、魅力的になっていってほしい。
そのためには何をすべきなのかを考えながら、
生命の多様性や、循環し続けられる環境を、大切にし、
2016年も良い仕事を続けていけるよう、
頑張りたいと思います。


今年も険しいことは、きっといろいろあるとは思いますが、
それを乗り越えて、
海に揺れる木の葉のような、
小さな船みたいな設計事務所ですが、
仲の良いクルー全員で良い仕事をしたい思います。
今年もよろしくお願いいたします。

今年も、
多くの建て主さんに喜ばれる建築を、
設計して行きたいと思います。




CLTパネル・静岡・富士山2016/01/15 18:02


富士山

今、富士山のお膝元の富士市で進んでいる、
現場に、建て方の立ち会いの出張をしてきました。
現場からは富士山がとてもよく見えます。
(暖冬のせいか、今の時期にしては随分と雪の少ない夏の姿のような富士山)


CLTパネル


CLTパネルの落とし込み構法という、
実験開発的な構法で、
破壊実験などの実証実験によってデータを取りながら、
実現化させている現場です。

CLTパネル2


内外装ともにCLTパネルの表し仕上げです。
高温乾燥材で出来ているCLTパネルですが、
これだけ大量にあると良い香りがします。

CLTパネル

CLTパネルになにやら文字が書いてあります。

CLTパネル


拡大するとこんな文字になります。

実はこの文字が書いてあるCLTパネルは、
昨年の9月に行った実証実験に使ったCLTパネルを、
もったいないので再利用している物なのです。

CLTパネル実験1

(9月に富山で行った実物大、破壊実証実験の様子)

荷重を掛けて変形させた破壊実証実験でも、
柱と梁の接合部が先に破断するため(そのように設計しているため)
実験に使ったCLTパネル自体は、
全く損傷していないのです。
もったいないので再利用しました。
文字は試験体番号です。


落とし込み構法という日本古来の伝統的な構法と、
CLTパネルという最新の材料を組み合わせる事により、
今までにない古くて新しい成り立ちの建築が、
出来上がると思います。

今から竣工が楽しみです。

夕暮れの富士

帰りは、夕暮れに染まった富士山が見送って暮れました。


(by ダンナ)


東京・雪・屋上2016/01/18 12:11


屋上の雪

朝、目覚めると、東京が雪国になっていた。

暖冬で温かい日が続いていましたが、
昨夜からの雪で、
東京にも本格的な冬が訪れたようです。

菜園も雪


屋上菜園も雪の下。
アーチの支柱とネットで被っている部分に雪が降り積もり、
ちょっとしたかまくらのような風情です。


鎌倉近代美術館2016/01/29 17:35


鎌倉近代美術館1

1月いっぱいで閉館してしまう、
鎌倉近代美術館に、
お別れの挨拶に行ってきました。

鎌倉近代美術館2


池を含めた周囲の景観を、足下のピロティの中に取り込んで、
快適な半屋外空間を生み出している。
屋外、半屋外、屋内が連続的有機的に絡み合い、
見て歩いていると屋内と屋外の意識が融け合ってゆく。

鎌倉近代美術館3

池の反射が天井に揺らぐ光を映し出している。


鎌倉近代美術館4



ピロティしたの屋外の彫刻展示にも日差しが効果的に差し込み、
天井の池の水面反射の揺らぎの光と重なり合って、
印象的な空間に成っている。

戦後の物と掛けられるコストの無い時代に建てられた、
美術館ですが、
高価な材料を使わなくても、
凝ったディテールを駆使しなくても、
確かな空間の構成と、美しいプロポーションだけで、
素晴らしい建築が生まれる事を、
教えてくれる。

鎌倉近代美術館5


こうしたちょっとした水飲みの丁寧なデザインも空間もいい。


鎌倉近代美術館6


ピロティの上に浮かぶマッシブな白い箱と言う、
正にコルビジェ的構成が、
水辺の環境を取り込んで実に決まっている。

こんなにシンプルで美しいモダニズム建築はなかなか無い。

今までも、何度も来ているけれども、
最後に来れて本当に良かった。

この本館は、保存される事は決まっているようですが、
どのように使われるかは、不明なため、
また、来館出来るような使われ方になるのかも不明です。

なのでひとまずはお別れです。


さようなら、鎌倉近代美術館。