あけましておめでとうございます ― 2021/01/07 11:18
あけましておめでとうございます。
2021年も、慌ただしく始まってしまいました。
コロナ禍は、収まる見通しが全く見えません。
政治の無策を嘆いても仕方がありませんが、
無策というよりは、間違った政策をしているとしか思えません。
10年前起こった東日本大震災の復興まだまだ遠く、
原発事故の収束は、まだまだ先が見えません。
原発事故の収束は、まだまだ先が見えません。
そして昨年も多くの災害がありました。
いつもの年は、帰省からの帰り道の写真か、
初詣の写真を載せるのですが、
今年は帰省も初詣もしなかったので、
今朝の屋上からの写真をアップしました。
東京の空は、何事も無かったかのように、
晴れ渡っていますが、
この空の下、多くの業種の人が苦しんでいることを、
忘れてはならないと思います。
小さなわたしたちの住まいや暮らしが快適でありながら、
地球環境が少しでもよりよく、魅力的になっていってほしい。
そのためには何をすべきなのかを考えながら、
生命の多様性や、循環し続けられる環境を、大切にし、
2021年も良い仕事を続けていけるよう、
新たな決意で頑張りたいと思います。
今年も険しいことは、きっといろいろあるとは思いますが、
それを乗り越えて、
海に揺れる木の葉のような、
小さな船みたいな設計事務所ですが、
仲の良いクルー全員で良い仕事をしたい思います。
今年もよろしくお願いいたします。
今年も、
多くの建て主さんに喜ばれる建築を、
設計して行きたいと思います。
地球環境が少しでもよりよく、魅力的になっていってほしい。
そのためには何をすべきなのかを考えながら、
生命の多様性や、循環し続けられる環境を、大切にし、
2021年も良い仕事を続けていけるよう、
新たな決意で頑張りたいと思います。
今年も険しいことは、きっといろいろあるとは思いますが、
それを乗り越えて、
海に揺れる木の葉のような、
小さな船みたいな設計事務所ですが、
仲の良いクルー全員で良い仕事をしたい思います。
今年もよろしくお願いいたします。
今年も、
多くの建て主さんに喜ばれる建築を、
設計して行きたいと思います。
郡山 ― 2020/01/31 10:39
郡山でのS社の本社社屋の建設が着々とすすんでいます。
エントランスホールの二階からの眺め。
メインの執務室。
CLTパネルをふんだんに使った。
木造二階の新社屋です。
SDGsを目指している企業の新社屋で、
木材をふんだんに使い、
エネルギー的にも、地中熱、太陽光発電を利用し、
ZEBを目指しています。
こちらもCLTパネルを使った倉庫棟。
建物全景。
遠くに見えるのが郡山市内です。
2020年も、慌ただしく始まってしまいましたが、
小さなわたしたちの住まいや暮らしが快適でありながら、
地球環境が少しでもよりよく、魅力的になっていってほしい。
そのためには何をすべきなのかを考えながら、
生命の多様性や、循環し続けられる環境を、大切にし、
2020年も良い仕事を続けていけるよう、
新たな決意で頑張りたいと思います。
今年も険しいことは、きっといろいろあるとは思いますが、
それを乗り越えて、
海に揺れる木の葉のような、
小さな船みたいな設計事務所ですが、
仲の良いクルー全員で良い仕事をしたい思います。
今年もよろしくお願いいたします。
今年も、
多くの建て主さんに喜ばれる建築を、
設計して行きたいと思います。
地球環境が少しでもよりよく、魅力的になっていってほしい。
そのためには何をすべきなのかを考えながら、
生命の多様性や、循環し続けられる環境を、大切にし、
2020年も良い仕事を続けていけるよう、
新たな決意で頑張りたいと思います。
今年も険しいことは、きっといろいろあるとは思いますが、
それを乗り越えて、
海に揺れる木の葉のような、
小さな船みたいな設計事務所ですが、
仲の良いクルー全員で良い仕事をしたい思います。
今年もよろしくお願いいたします。
今年も、
多くの建て主さんに喜ばれる建築を、
設計して行きたいと思います。
(by ダンナ)
辰野金吾展 ― 2019/03/29 17:58
辰野金吾没後100年展が開催されることが3月25日の金吾の命日に発表されました。
京都文化博物館(旧日本銀行京都支店)で8月31日から10月27日
日本銀行金融研究所貨幣博物館で9月21日から12月8日
東京ステーションギャラリーで11月2日から11月24日
と、金吾にとって所縁のある三箇所で時期をずらしながら、内容も各館の特色のある物になると思います。
乞うご期待!
byタツノ
辰野金吾没後100年追悼祭 ― 2019/03/27 17:17
3月25日は、辰野金吾の没後100年の命日でした。
午前中は、生誕地の唐津で神式で追悼祭があり、タツノが出席させていただきました。
午後からは、昨年佐賀市であった肥前さが幕末維新博覧会で市内で展示された辰野金吾像と曾禰達蔵像が唐津市に移管され、旧唐津銀行横に建てられ、除幕式が行われました。タツノが参加し除幕をさせていただきました。
夜は、武雄温泉の楼門で、追悼コンサートを開いていただきました。
唐津出身の二胡奏者丹野美和さんと篠笛奏者の佐藤和哉さんの演奏は、天から貴人が舞い降りて、典雅な音色を響かせているようで夢のような時間でした。
きっと天国にも届いたと思います。
企画していただいた皆様に心より御礼申し上げます。
(by タツノ)
聖蹟桜ヶ丘和田の家・竣工 ― 2017/12/27 14:15
今年の春ぐらいから、設計がはじまり、
(初めて敷地を見せていただいた日は、
周りの林で盛んに鶯が鳴き始めていました。)
今年の夏から工事が始まり、
その間、設計と工事監理に携わらせていただいた、
「聖蹟桜ヶ丘和田の家」が冬を迎えて竣工しました。
メタリックブラックの外壁に映える紅いスチールの庇が、
外観のアクセントになっています。
ゆったりとした吹き抜けのあるリビング・ダイニング・キッチン。
奥に見えるのは、ペレットストーブ。
イタリア製のすっきりとしたデザインのペレットストーブ。
この一台で全室暖房します。
ダイニングから見たリビングと、
突き当りは、作業スペース。
ダイニングから見たキッチン。
キッチンと勝手口。
吹き抜けと階段。
作業スペースと造り付けの作業台。
玄関スペースとの間の障子を開けると、
玄関土間と一つながりの空間になります。
玄関土間スペースと作業スペース。
作業スペースと土間スペースと庭が連続的につながります。
玄関扉には、
家族の思い出がデザインに活かされた美しいステンドグラスが、
嵌め込まれています。
2階の多目的スペース。
東から西を見る。
実は窓の外には富士山が見えています。
2階の多目的スペース。
西から東を見る。
2階天井は、檜の構造用合板t24ミリ表し仕上げ。
2階のたっぷりとした収納スペース。
外構工事はこれからです。
時間を掛けてじっくり取り組ませいただいた、
住宅の設計監理でした。
良い住宅が出来上がったと思います。
ご家族が、仲良く楽し気に暮らされるご様子が、
目に浮かびます。
竣工引き渡しの時は、
毎回そうなのですが、
長い間、設計と現場監理に係わった建物が出来上がり、
建て主さんにもとても喜んでもらえて、
本当に嬉しいのですが、
いつも心の何処かに微かな虚ろができてしまうような、
気持ちになります。(慣れることができません。)
長い間、設計と現場監理に係わった建物が出来上がり、
建て主さんにもとても喜んでもらえて、
本当に嬉しいのですが、
いつも心の何処かに微かな虚ろができてしまうような、
気持ちになります。(慣れることができません。)
(by ダンナ)
ベトナム4・ダナン ― 2016/10/20 14:38
ベトナム中部の都市ダナンへ。
ダナンでは、ビーチリゾートにある、
ヴォ・チョン・ギア氏の竹建築を、ハノイ郊外のスワンリゾートに引き続き見学するのが主な目的です。
ダナンのリゾートホテルの部屋。
(こんな広々とした部屋でなくていいのですが。
リゾートホテルなので、こんな感じになるのでしょう。)
部屋からみたプライベートビーチ。
そして近くの別のリゾートホテルに竹建築を見学に。
竹のレストラン。
全部の構造を竹だけで作っているわけではなく、
むしろこのぐらいの大きさの建築になると、
インテリア的に、割と割り切って使っている印象を受けました。
でも上手いですね。
ホールです。
屋外バーの屋根構造。
割と小規模なこの建物は、
竹がメインの構造になっているようです。
プールと海が視覚的につながるように計画されています。
いろいろな竹建築
無理やりすべてを竹で作ろうとはせず、
他の構造とうまく併せて使っているところが、
面白く思いました。
竹建築の模型たち。
夜の屋外バー。竹の構造が浮かび上がって綺麗です。
月夜のカクテル。
翌日、市内観光をしているとこんな橋が。
ダナン名物、ドラゴンブリッジ。
竜の体がアーチになってブリッジを支えています。
(ビックリ!)
顔がちゃんと竜になっています。
ダナンの市場。
ベトナムの市場は、
何処も色とりどりで、活気に満ち溢れています。
次は、ベトナム中部の古都、フエに向かいます。
(by ダンナ)
ベトナム3・ホイアン ― 2016/10/17 10:54
世界遺産の街、ホイアン。
ホイアンの新市街側からトゥボン川越しに見る旧市街。
ブラブラ歩き始めます。
見た目は中国風だけれど、
日本人が400年ぐらい前に作ったので、
日本橋と呼ばれています。
(その後中国人によって改修されたそうです。)
16世紀後半にホイアンにあった朱印船貿易をしていた日本人街と、
地元の街をつなぐための橋だそうです。
結婚式か何かの場面の撮影のようです。
ホイアンは古い町並みが残されているため、
こうした撮影に使われることが多いようです。
16世紀の雰囲気を残した緑の濃い2階建ての街が続きます。
日本で言えば伝統的建造物群保存地区を歩いているような感じです。
今を生きている街というより、
保存によって生きている街。
町屋には、一定の作り方があるようで、
道路に面した1階は店舗。
通風と採光のためにあると思われる、
中庭を挟んで住居スペース。
そして煮炊きなどをする後ろ庭。
中庭に面して(左手が中庭)、
こんな素敵な昼寝スペースがある建物もありました。
国際的な貿易都市だったためか、
床のタイルがイスラミックな感じの建物もありました。
またモデルさんたちが撮影していました。
ホイアンのマーケット。
観光客ですごい賑わい。
マーケットでは、洋服、家具、雑貨、
なんでも売っているのですが、
果物は特に美味しそう。
新市街に戻ると、建て方をやっていました。
の支保工の仮設。
地震がない国なので鉄筋も至ってシンプルです。
コンクリートをバケツに入れて、
滑車を使って人力で上に運んで打設していました。
ちょっと懐かしい感じです。
日本だと1950年代ぐらいはこういう方法だったでしょうか。
(僕は直接は知らないのですが。)
次はダナンに向かいます。
(by ダンナ)
ベトナム2・フラミンゴリゾート ― 2016/09/13 15:22
今回の旅行の目的の一つである、
竹建築を見学に、ハノイ郊外のフラミンゴリゾートへ。
設計は日本の東大に留学経験のある若手の建築家ヴォ・チョン・ギア氏。
まずはレストランでベトナム料理ランチ。
天井の仕上げ材が竹でできている。
野菜もチキンも美味しい。
チキンは当然ブロイラーではなく、
放し飼いの鳥。
身が締まっていて、味が濃厚。
魚は雷魚のフライ。
白身であっさりした上品な味。
想像以上においしい。
お目当ての竹建築へ。
人口の池に面した、
オープンカフェの上屋を竹建築で作っています。
軽やかな構造で、ベトナムらしい雰囲気を作り出しています。
構造をすべて竹で作っているわけではありませんが、
細いフラットバーとステンレスワイヤーのテンション材と、
補助部材としての竹をうまく組み合わせて、
軽やかな空間を生み出しています。
全部無理に竹だけで作ろうとしない、
割り切りの上手さを感じます。
竹建築部分とバックゾーンのブリック建築部分の対比も美しい。
水と竹の対比や、水空間との距離感の近さも、
ヴォ・チョン・ギア氏の建築の特徴の一つだと感じました。
風土、素材、ローテクの組み合わせなど、
とても面白い建築でした。
このあともいくつかヴォ・チョン・ギア氏の竹建築を、
次は、ベトナム中部の古都、ホイヤンに向かいます。
続きは、また。
(by ダンナ)
大本静岡分苑・竣工 ― 2016/05/11 14:54
長らく設計と監理に携わらせてもらった、
大本静岡分苑が桜の季節に竣工しました。
CLTパネルの落とし込み構法という新しい構造で、
構造実験をしながら設計した建物です。
(CLT:Cross Laminated Timberの略で、
板の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネルのことです。)
もともと寺社仏閣は、
無垢板材の落とし込み構法で作られているのですが、
無垢板材の反りや収縮などの問題があり、
その部分をCLTパネルに置き換えることで、
問題を解決できると考えました。
またCLTパネルという新しい素材を使っても、
落とし込み構法にすることにより
神道の施設に相応しい気配の建物になると考えました。
CLTパネルは杉の間伐材で作られているため、
建物は圧倒的な量の杉材で作られていることになり、
中に入るとても良い杉と檜の香りに包まれます。
若い大工さんがとても丁寧に施工してくれました。
拝殿から神前の間を見る。
神前の間から拝殿を見る。
和室。
水屋。
玄関。
そして玄関を出ると目の前に、
こんな素晴らしい光景が目に飛び込んで来ます。
富士山。
新しい構法を実験しながら設計できた、
とても良い経験でした。
(by ダンナ)
竣工・東中野の共同住宅 ― 2016/03/23 16:03
昨年の春から設計と監理に携わっていた、
東中野の共同住宅が竣工しました。
全4室の小さな共同住宅ですが、
各戸にロフトが設けられているます。
狭小になりがちな都市の中の共同住宅ですが、
豊かで伸びやかな賃貸室ができたと思います。
2階の賃貸室。
広いロフト。
2階へのアプローチは螺旋階段。
ロフトからの眺め。
1階居室。
1階ロフト。
夕景。
エントランスの植栽。
竣工引き渡しの時は、
長い間、設計と現場監理に係わった建物が出来上がり、
建て主さんにもとても喜んでもらえて、
本当に嬉しいのですが、
いつも心の何処かに微かな虚ろができてしまうような、
気持ちになります。
長い間、設計と現場監理に係わった建物が出来上がり、
建て主さんにもとても喜んでもらえて、
本当に嬉しいのですが、
いつも心の何処かに微かな虚ろができてしまうような、
気持ちになります。
賃貸室は人気があったようで、工事中の昨年の内に、
すべての部屋が予約で入居者が決まってしまいました。
この賃貸室を借りられた人が、
都市での新し生活を、楽しいんでもらえれば、
設計者としてとても嬉しく思います。
(by ダンナ)
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