ビア・ホール2013/12/02 18:47


ガラスモザイク壁画


昨日、友人の銀座での展覧会のあと、
久し振りに銀座ライオン・ビアホールに寄る。
何年経っても変わらないライト風な内装。

ライオン・ビアホール2

全体に暗めな照明の落ち着いた空間。

ライオン・ビアホール3

暗めの空間に良く目を凝らすと、
複雑なマヤモチーフのライト風装飾のディテールが、
浮かび上り、その見事さに暫し箸を休めて見とれました。

勿論ビールが美味しいのは言うまでもありません。
(僕はここのスタウトがお気に入り。)


(by ダンナ)

紅葉・黄葉2013/12/04 16:59


紅葉・黄葉1

高幡不動の現場から外を見ていたら、
美しい樹があった。

外縁部が輝くように紅葉し、
内包されているような中心部が黄葉している。
一本の樹の中で、
黄色い光を紅い光が包み込むような、
色彩のコントラストが生み出されていた。

何という樹なのだろうか。
(不勉強なため僕には判らない。)


紅葉・黄葉


気が付けばもう既に師走なのだから、
当然と言えばそうなのだけれども、
もう間もなく紅葉の季節も終わりだ。


初冬・夕暮れ2013/12/10 17:55


初冬

リフォームしているマンションの敷地内の植栽が、
年月を経て見事な林のようになっています。
今日は既に紅葉も終わりかけ冬枯れ間近、初冬の気配です。



現場のマンションのベランダから雨が上がった外を見ていたら、
急速に天候が回復して、西日が射してきました。
街の建物の西側だけがくっきりと輝き、
綺麗な夕暮れの街の景色が浮かび上がり、
つい見とれてパチリ。
湿った空気の中に西日の街が映えていました。

階段・高幡不動の家2013/12/11 15:47


階段

今日は高幡不動の家の階段の設置。
かなり頑張ってシャープなデザインにした階段。
打ち合わせをし、位置や寸法などを再度確認して、
鉄骨屋さんが設置するのを、
少しドキドキしながら見守りました。

階段2


構成部材のメンバーをかなり絞ったので、
少し揺れないかなとちょっと心配していたのですが、
ほとんど揺れもせず、杞憂に終わりました。

スッキリとしてフワリと浮いたような階段に出来たかなと、
思います(自画自賛ですが)。


12月も、もう中旬になり、今年の残りの日も少なくなってしまいました。
慌ただしさが増してきたように思いますが、
現場が順調に進んで欲しいと思います。

(by ダンナ)


階段・その22013/12/18 15:47


階段1


階段の後ろの合板を外すと、中庭になっています。
中庭に面してスッキリと浮かぶようなイメージの階段。

階段2

少しアップにするとこんな感じ。
細いメンバーのフラットバーだけで構成し、
足下も浮いたイメージの納まり。


今日は、寒い冷え込んできています。
東京でも、雪が降りそうだ。


(by ダンナ)


足跡・竣工引き渡し2013/12/26 19:37


足跡

これは何でしょう、と言った感じの写真です。
なんだか判るでしょうか?

下駄箱


マンションのスケルトンリフォームをした住宅の、
実は下駄箱の換気口です。
住まわれるご家族のお嬢さんがデザインしてくれました。
楽しそうで良いですね。

キッチン


メインのリビングスペースにまだ少し材料が残っていて、
写真が撮れないのが残念です。
シンプルで綺麗なキッチンになりました。

和室


和室の建具も綺麗な出来栄えです。


今日竣工引き渡しをして、
慌ただしい中でしたが、
とても喜んでいただけて、
とても嬉しい年末を迎える事ができました。


仕事納め2013/12/27 10:15


仕事納め


今年も早いもので、仕事納めとなりました。

2年前起こった東日本大震災の復興まだまだ遠く、
原発事故の収束は、まだまだ先が見えません。
東北の復興を心から願っています。


震災復興のためのプロジェクトとして計画した、
牡蠣わかめドーム計画も、
形を変えて(構造のメインシステムは踏襲して)、
水の木陰」「火の木陰」として、
現実に造ることが出来ました。


小さなわたしたちの住まいや暮らしが快適でありながら、
地球環境が少しでもよりよく、魅力的になっていってほしい。
今のままの生活で良いのか、そのためには何をすべきなのか、
どういう暮らしをすべきなのかを、
今年も、考えつづけた一年でした。

いろいろな方々にお世話になりながら、
新築やリフォームなど、
いくつもの住宅の設計と工事監理をさせていただきました。
一年間、楽しく充実して仕事をすることができました。

そしてそれらの建物の現場もすべて順調に進み、
いつの間にか、秋を過ぎ、(いつだったのか。)
あっという間に冬を迎えました。
ある現場は竣工・引き渡しを迎え、
ある現場は、来年の竣工・引き渡しに向けて工事が進行しながら、
ある計画は、来年の着工への準備を進めながら、
年末を迎えることができました。


建て主の皆様、至らぬ所も多い設計者に、気持ちよく付き合ってくださり、
本当にありがとうございました。
また、苦労をかけ通しの棟梁、現場監督並びに職人の皆様、
本当にありがとうございました。


来年も、更に快適で質の高い建築を提供できるように、
もっと頑張っていきたいです。


これにて今年のブログの最後とします。

では、また来年。

良い年でありますように。

みなさま、良い年をお迎え下さい。