両国散歩2012/05/17 15:34


名人伊藤宗印屋敷跡


先日、仕事で両国に行きました。
打ち合わせが一段落つき、
天気も良く気持ちの良い日だったので、
久し振りに、両国を散歩しました。

駅前の街案内板に、
両国の歴史的謂われのある場所が載っていたのですが、
その中で、まず気になったのが、
この場所、第十一世将棋名人伊藤宗印屋敷跡。
将棋ファンとしては行ってみなくてはと、
散歩を開始しました。

第十一代将棋名人伊藤宗印は、
江戸時代最後の名人です。
明治に入り、この門下から、
十三世名人関根金次郎や、
その弟子、近くの本所出身の十四世名人木村義雄が育ってゆきました。
(と案内の立て札に書いてありました。)

この案内の立て札は、寄席の両国亭の前にあります。
(以前、両国亭に落語を聴きに来たことがあるのですが、
夜だったので、気がつきませんでした。)


両国亭


少し歩くと、今度はこんなこの案内の立て札。
本因坊屋敷跡です。


本因坊屋敷跡


囲碁の本因坊と将棋の名人は、
随分と近くに住んでいたのですね。
ちょっと驚き。

その他にも、

勝海舟生誕の地

勝海舟生誕の地2


勝海舟生誕の地、とか。


芥川龍之介文学碑1

芥川龍之介文学碑2


芥川龍之介文学碑とか。


不知火の碇


日露戦争の時の、戦艦不知火の碇の実物とか。


吉良邸跡1

吉良邸跡2

みしるし洗いの井戸


おそらく両国で最も有名な歴史的な場所。
当時の何十分の一の広さですが、吉良邸跡です。
本当にこの井戸でみしるしを洗ったのでしょうか。


ほんの短い時間の散歩でしたが、
次々と、色々な碑や歴史的謂われの場所に出会います。


両国の街


今はこのような近代的な街ですが、
様々な歴史の集積の上に、今があるわけですね。


(by ダンナ)