地質調査・スウェーデン式サウンディング試験(SWS)2012/02/27 14:27



スウェーデン式サウンディング試験(SWS)


高野台でもうすぐ着工する住宅の、
地質調査・スウェーデン式サウンディング試験(SWS)、
を行いました。

スウェーデン式サウンディング試験(SWS)とは。
スクリューポイントを取り付けたロッドの頭部に1kN(100kg)まで荷重を加えて、ロッドがどれだけ地中に貫入するかを測ります。貫入が止まった後、ハンドルに回転を加えてさらに地中にねじ込み、25cmねじ込むのに必要な回転数を測定。その結果を基に地盤の強度を判断する試験です。

私たちは、スウェーデン式サウンディング試験(SWS)の場合は、調査と同時に、
ハンドオーガーで試掘してもらい、実際に目視して確認するようにしています。


試掘

関東ローム層が、確実に確認できました。

敷地は武蔵野に属する場所なので、
関東ローム層が出るとは思っていたのですが、
確認できてホッとします。
これで杭や地盤改良などの工事をしなくてすみます。

武蔵野ローム層で6-3万年前の地層だそうです。
構成粒子を調べると、富士山ではなく、
主に古箱根火山から来たものが多いそうです。


何万年も掛かって出来た、地層の上に、
住まわせて貰っているわけですね。