高知旅行3・朝市・駅・お城2011/10/24 12:35


朝市

賑やかな高知の朝市。
近隣で取れた野菜や魚、漬け物や揚げ物、
その他古道具をはじめ、色々何でもありで、とても活気もあります。
見て歩いていて飽きることがありません。
近くで穫れた野菜を、穫った人があるいは作った人が、
そのまま売っている感じです。
高知は、良い感じのスローライフタウンです。


ぶらぶらと歩いて内藤廣設計の高知駅へ。

高知駅

確かに上手い建築で、木もふんだんに使っている建築なのですが、
構造の主要な部分は鉄骨で作ってあり、
表現としての木造建築のように感じます。
構造部材として木造部分の必然性を感じないのです。
良い建築ですが、僕としては、同じ設計者ですが、
昨日の牧野記念館の方が良かった。


高知城


こちらは戦災で焼けなかったため、
260年前の木造建築が残っている、高知城。
土佐沖が震源である、何回かの西南海大地震を、
経験してくぐり抜けて耐えている石垣と5層の木造建築です。
科学技術が進歩したと言われる現代の建築基準法内の規定では、
不思議なことに建てることの出来ない建築になってしまいました。
構造解析も計算技術も進歩したようですが、
昔の棟梁達のやっている事が出来なくなりました。
(許可されなくなったと言うべきか。)
果たして私たちは本当に進歩したのでしょうか。


高知市街



高知城天守閣からの眺め。
殿様は、やはり雲上人だったのですね。
写真の中央辺りに、
武田五一設計の追手前高校の塔が見えます。


ひろめ市場


そしてひろめ市場で、お昼御飯です。
近くのお店の物を好きに買って、
自由に市場内の屋根付き広場で食べます。
この自由気儘さがいい。
日曜日のせいもあってか、
すごい人で、賑やかに活気にあふれていました。


(by ダンナ)